オシャレなカフェや、雑貨屋で見かける、あの美しいORIGAMIドリッパー。
折り紙のような、可憐なデザイン。
「これを使えば、私のコーヒーライフも、もっと豊かになるかも…」
そう思って、ワクワクしながら、家に連れて帰った。
でも、いざ淹れてみると…
「あれ?なんか味が薄い…」
「日によって、味が全然違う…」
「ていうか、正直これ、めちゃくちゃ難しくない!?」
そう。多くの人が、この「難しさ」の壁にぶつかり、せっかくの美しいドリッパーをキッチンの飾りにしてしまっています。
その気持ち、痛いほど分かります。
でも、大丈夫。
その「難しい」は、実はORIGAMIが持つ、最高の「才能」の裏返しなんです。
今回は、その才能を120%引き出し、あなたのコーヒーを劇的に変える、魔法のコツをあなただけに全てお話しします。

【結論】ORIGAMIドリッパーが難しいのは嘘!原因はたった1つの自由度の高さ

「ORIGAMIは、初心者には難しい」
これは、半分本当で、半分は大きな誤解です。
その難しさの正体と、なぜプロたちがこぞってこのドリッパーを選ぶのか。
その秘密を解き明かせば、あなたのORIGAMIへの見方が、180度変わるはずです。
なぜプロはORIGAMIを選ぶ?「難しい」は「奥深い」の裏返し
なぜ、バリスタのようなプロたちは、ORIGAMIを愛用するのか。
それは、このドリッパーが、淹れる人の技術を、ダイレクトに味に反映してくれるから。
つまり「自由度」が、めちゃくちゃ高いんです。
「難しい」と感じるのは、その「自由」に、あなたがまだ戸惑っているだけ。
逆に言えば、使い方さえマスターすれば、どんな味でも、思いのままに創り出せる、最高の相棒になる。
「難しい」は「奥深い」、そして「面白い」の裏返しなんです。
ハリオV60との違いは「リブの長さ」と「穴の大きさ」
人気のハリオV60と、何が違うのか。
大きな違いは、2つ。
一つは、ドリッパー内部の溝「リブ」が、下まで貫通していないこと。
そしてもう一つは、底の「穴」が、V60よりも大きいこと。
この二つの特徴が、ORIGAMIの「お湯の抜けの速さ」を生み出しています。
この「抜けの速さ」こそが、味作りの自由度であり、そして、初心者がつまずく、最大のポイントなんです。
味がブレる最大の原因は「お湯の抜けの速さ」
お湯の抜けるスピードが速い、ということは、どういうことか。
それは、あなたが注ぐお湯の「量」や「スピード」が、ほんの少し違うだけで、味が大きく変わってしまう、ということ。
V60なら、ドリッパーがある程度、味のブレを補正してくれます。
でも、ORIGAMIは、ごまかしが効かない。
あなたの淹れ方、そのものが、ダイレクトにカップに注がれる。
だからこそ、味がブレやすい。でも、だからこそ、面白いんです。

ORIGAMIドリッパーの「難しい」を克服する3つの基本ステップ

「理屈は分かったけど、じゃあどうすればいいの?」お待たせしました。
ここからは、その「自由」を乗りこなし、安定して美味しいコーヒーを淹れるための、超基本的な3つのステップを伝授します。
まずは、これを真似してみてください。
ペーパー選び:初心者はまず「円錐形(V60用)」から試す
ORIGAMIは、円錐形と、台形(ウェーブ)の、2種類のペーパーが使えます。
でも、初心者のあなたは、まず【円錐形(V60用)】一択です。
円錐形の方が、ドリッパーにフィットしやすく、お湯の通り道が安定します。
まずは、これで基本的な味の作り方をマスターする。
ウェーブフィルターを使うのは、それからでも、全く遅くありません。

豆の挽き目:「中挽き〜中粗挽き」で抽出速度をコントロール
お湯の抜けが速い、ということは、放っておくと味が薄くなりやすい。
だから、豆の挽き目で、お湯の通過速度をコントロールしてあげる必要があります。
基本は【中挽き】。
もし、それで味が薄いと感じたら、少しだけ細かくする。
逆に、苦味や渋みが出るなら、少しだけ粗くする。
この「挽き目」が、あなたのコーヒーの味を調整する、一番の「ツマミ」になります。
お湯の注ぎ方:中心に「500円玉サイズ」を意識してゆっくり注ぐ
お湯を、ドバドバと注いではいけません。
それは、ただお湯がドリッパーを通過するだけで、コーヒーの美味しい成分が出てきません。
意識するのは、粉の中心にできる、円。
その円を【500円玉くらいの大きさ】に保つように、細く、優しく、ゆっくりと、お湯を注ぎ続ける。
「の」の字を描くように、なんて、難しいことは考えなくていい。
ただ、中心の500円玉を、壊さないように、優しく。それだけです。

【ORIGAMIドリッパー失敗例で学ぶ】味が決まらない時の2大原因と改善策

基本の淹れ方を試しても、なんだか味が決まらない…。
そんな時は、あなたのコーヒーが「どんな風に、まずいのか」を診断してみましょう。
原因が分かれば、改善策は、驚くほどシンプルです。
「味が薄い・水っぽい」→ 挽き目を細かくするか、注ぐ速度を遅くする
もし、あなたのコーヒーが、なんだか物足りない、水っぽい味なら。
それは、お湯とコーヒー粉が、十分に触れ合っていない「抽出不足」が原因です。
- コーヒー豆の挽き目を、今より一段階【細かく】する。
- お湯を、今より、もっと【ゆっくり】と注ぐ。
このどちらかを試すだけで、コーヒーの成分がしっかり抽出され、味がグッと濃くなるはずです。
「雑味・エグ味が出る」→ 挽き目を粗くするか、お湯の温度を少し下げる
もし、あなたのコーヒーが、嫌な苦味や、舌に残るエグ味を感じるなら。
それは、コーヒーの嫌な成分まで、抽出しすぎてしまっている「過抽出」が原因。
- コーヒー豆の挽き目を、今より一段階【粗く】する。
- お湯の温度を、90℃から88℃、85℃と【少し下げて】みる。

ORIGAMIドリッパーが難しいと感じる際のよくある質問
ORIGAMIドリッパーが難しいと感じる際のよくある質問に回答します。
ORIGAMIドリッパーのリブを埋めるのが難しいのはなぜですか?
ORIGAMIドリッパーはリブが多く、フィルターをしっかりとリブに沿わせることが難しいポイントです。
均一な抽出のため、フィルターをきちんとセットし、安定してお湯を注ぐことが求められます。
ORIGAMIドリッパーの人気の色は何ですか?
ORIGAMIドリッパーは多彩なカラーバリエーションがあり、特にホワイト、ブルー、ピンクなどのカラーが人気です。
カフェのインテリアや食器と合わせて選べるため、見た目にもこだわりたい人に好評です。

ORIGAMIドリッパーで深煎りコーヒーを美味しく淹れるには?
深煎りコーヒーの場合、お湯を少し冷ました状態で、ゆっくりと注ぐと甘みやコクが引き出されやすくなります。
ORIGAMIドリッパーはお湯の抜けが速いため、抽出時間を調整しながら味わいを引き出すことがコツです。
ORIGAMIドリッパーのフィルターは専用のものが必要ですか?
ORIGAMIドリッパーには円錐型とウェーブ型のフィルターのどちらも使用できます。
円錐型はハリオV60と互換性があり、ウェーブ型はカリタのフィルターが利用可能です。
お好みに合わせてフィルターを選ぶと良いでしょう。
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ORIGAMIドリッパーとV60の違いは何ですか?
ORIGAMIドリッパーとV60の大きな違いはリブ構造です。
ORIGAMIドリッパーは多くのリブで速いお湯抜けが特徴的で、スピーディーに抽出が行われます。
V60は円錐型で、抽出速度を調整しやすい設計となっています。
ORIGAMIドリッパーはカップに直接使えますか?
ORIGAMIドリッパーはホルダーを使えばカップに直接セットできます。
ただし、安定性を確保するため、適切なサイズのカップとホルダーを合わせることがポイントです。

円錐型とウェーブ型のフィルターどっちがおすすめ?
ORIGAMIドリッパーはウェーブフィルターの組み合わせが最もおすすめです。
ORIGAMIドリッパーの「抽出スピードの速さ」と、ウェーブフィルターの「お湯持ちが良さ、注ぎやすさ」の相性が良いからです。

まとめ:難しさを乗り越え、自分だけの最高の1杯を淹れよう
ORIGAMIドリッパーは、確かに、初心者にとって、少しだけ気難しいパートナーかもしれません。
言うことを聞いてくれない、じゃじゃ馬のように感じる日もあるでしょう。
でも、それは、あなたに、たくさんの「表現の自由」を与えてくれている証拠。
豆の挽き方、お湯の温度、注ぎ方。
その一つ一つに正直に、素直に反応してくれる、最高の相棒です。
「難しい」を、ぜひ「面白い」に変えてみてください。
そのじゃじゃ馬を乗りこなした時、あなたは誰にも真似できない、あなただけの「最高の1杯」をその手にしているはずですから。
