常にお腹をへこますデメリット!体に起こる5つの危険性と、1日30秒でできる正しい方法

常に お腹 を へこます デメリット

ポッコリお腹を、少しでも細く見せたい…。
その一心で、あなたは今、この瞬間も、無意識にお腹をへこませていませんか?

デスクワーク中も、電車の中でも、友達と話している時でさえも。
四六時中、お腹に「グッ」と力を入れて、緊張させている。
それが、細見えのテクニックであり、ちょっとしたエクササイズにもなる。
そう、信じていませんか?

もし、そうだとしたら…今すぐ、やめてください
その「常にお腹をへこます」という、良かれと思ってやっている習慣。
実は、あなたの体を内側から蝕み、痩せるどころか、不調と寸胴体型を招く【危険なワナ】かもしれないんです。

今日は、その知られざるデメリットと、本当に効果のある「正しいお腹のへこませ方」について、僕が全てお話しします。

目次

【危険】「常にお腹をへこます」ことのデメリットとは?体に起こる5つのリスク

常に お腹 を へこます デメリット

「え、お腹をへこませるのが、なんで危険なの?」そう思いますよね。

でも、間違ったやり方を「常に」続けることには、こんなにも多くのリスクが潜んでいるんです。
あなたの不調の原因は、もしかしたらこれかもしれません。

呼吸が浅くなり、自律神経が乱れる(息苦しさ、めまい)

お腹を常に固めていると、呼吸の時に肺の下にある「横隔膜」が、十分に動けなくなります。
その結果、呼吸がどんどん浅くなってしまう。

浅い呼吸は、体に取り込む酸素の量を減らし、自律神経のバランスを乱します
なんだか常に息苦しい、疲れやすい、めまいがする…。
その原因は、あなたのお腹の「締めすぎ」にあるのかもしれません。

間違った筋肉の使い方で「腰痛」を悪化させる

お腹を力任せにへこませると、表面の筋肉(腹直筋)ばかりが緊張します。
この筋肉がガチガチに固まると、体の前後のバランスが崩れて、腰に過剰な負担がかかるんです。

良かれと思ってやっていた腹筋運動が、実はあなたの腰痛を、さらに悪化させている可能性がある。
これは、本当に怖い話ですよね。

内臓を過度に圧迫し、消化不良や便秘の原因になる

ガチガチに固めたお腹の筋肉は、その内側にある胃や腸を、常に圧迫し続けます。
圧迫された内臓は、本来のパフォーマンスを発揮できません。

食べたものの消化がスムーズにいかず、胃がもたれたり。
腸の動きが鈍くなって、頑固な便秘になったり。
ポッコリお腹を解消しようとして、逆にポッコリお腹の原因を作ってしまうという、最悪のスパイラルです。

腹部の血行が悪化し、冷えやむくみにつながる

筋肉が常に緊張している状態は、その部分の血管を圧迫し、血行を悪化させます。
お腹周りの血行が悪くなると、どうなるか。

内臓が冷え、体全体の代謝が落ちて、痩せにくい体に
さらに、血流の悪さは、足のむくみの原因にもなります。
お腹をへこませているつもりが、体全体を「不健康」に導いているんです。

ろっ骨が歪み、寸胴体型を招く可能性がある

これは、特に女性に知ってほしい、恐ろしいデメリット。
お腹を力任せにへこませ続けると、行き場を失った内臓が、上へ上へと押し上げられます。
その圧力で、ろっ骨の下側が、外に「パカッ」と開いてしまうことがあるんです。

その結果、どうなるか。
ウエストのくびれがなくなり、いわゆる「寸胴体型」になってしまう。
細くなりたくてやっていたことが、美しいボディラインを破壊するなんて、本末転倒ですよね。

なぜ?「常にお腹をへこます」ことでデメリットが生じる根本的な原因

常に お腹 を へこます デメリット

「良かれと思ってやっていたのに、なんでこんなにデメリットが…?」
その理由は、あなたの「頑張り方」が、体の仕組みと、盛大にケンカしてしまっているから。

力任せの間違った努力と、本当に効くトレーニング。
その決定的な違いを、ここで解き明かします。

呼吸を止めて、力任せに凹ませているから

これらのデメリットが起きる最大の原因は、結局これ。
「呼吸」を無視して「力」だけでお腹をコントロールしようとしているからです。

人間の体は、呼吸という自然なリズムの上で、機能するようにできています。
そのリズムを無視した、不自然な緊張状態は、体にとって「異物」でしかありません。
異物は、やがて不調となって現れる。当然のことですよね。

インナーマッスル(腹横筋)ではなく、アウターマッスルを固めているから

あなたが力任せに固めているのは、表面の「アウターマッスル」。
でも、本当に鍛えるべきは、お腹の奥深くにある「インナーマッスル(腹横筋)」です。

このインナーマッスルは、呼吸と連動して、自然に、そしてしなやかに、お腹を引き締めてくれます。
間違った筋肉に、間違ったアプローチを続けている。
だから、効果が出ないどころか、デメリットばかりが生まれてしまうんです。

「常に」という過剰な緊張状態が体にとってストレスだから

どんなに良い運動でも「常に」やり続けることは、体にとって大きなストレス。
筋肉には、緊張する時間と、緩む時間の両方が必要です。

四六時中、お腹に力を入れ続けることは、24時間スクワットをし続けるようなもの。
体が悲鳴を上げるのは、当たり前です。
「常に」ではなく「意識的に」行うこと。
この切り替えが、非常に重要なんです。

デメリットを回避!お腹をへこます「正しいドローイン」のやり方

常に お腹 を へこます デメリット

では、どうすればいいのか?答えは、前回少しお話しした「正しいドローイン」を、短時間、集中して行うこと。

これこそが、デメリットを全て回避し、メリットだけを享受できる唯一の方法です。

時間は「30秒キープ」を1日数回から始める

まず「常に」へこますのを、今日でやめましょう。
そして、1回たった「30秒」だけ、お腹をへこませる時間を作ります。

この30秒を、1日に3回〜5回
これだけで、十分すぎるほどの効果があります。
「量」より「質」。長時間ダラダラやるより、短時間集中の方が、筋肉はしっかり育ちます。

最も重要なのは「呼吸」!息を吐きながら自然に凹ませる

力は、いりません。意識すべきは「呼吸」だけ

鼻から大きく息を吸って、お腹を風船のように膨らませる。
そして、口から「ふぅーーーーー」っと、細く長く、息を吐き切る。
息を吐くにつれて、お腹が自然と薄くなっていく。
この、呼吸と連動した、自然な動きを感じてください。

意識するのはお腹の奥深く!おへそを背骨に引き寄せるイメージ

息を吐き切って、お腹がペタンコになったら、そこからもう一絞り。
おへそを、背骨の方に「じわーっ」と引き寄せるイメージ

この時、お腹の表面はカチカチじゃないはず。
お腹の奥の方で、天然のコルセット(腹横筋)が、キュッと締まっている感覚。
この感覚を掴めたら、あなたはもうドローインの達人です。

「常に」ではなく「意識する」のが正解!効果的なタイミング

常に お腹 を へこます デメリット

この「30秒の正しいドローイン」を、いつやるのが効果的なのか。
それは、あなたの生活の中に、意識的に「スイッチを入れる」タイミングを作ることです。

朝起きた時や寝る前のベッドの上で

これが、一番習慣にしやすいタイミング。
朝、目が覚めたら、仰向けのまま30秒。体の中心を目覚めさせます。
夜、眠る前に、また30秒。1日の体の歪みをリセットします。
ベッドの上なら、忘れる心配もありません。

電車の待ち時間やデスクワークの合間に

慣れてきたら、立っていても、座っていてもできます
通勤電車で、スマホを見ながら。
デスクワークで、疲れたなと感じた時のリフレッシュに。

誰にもバレずに、あなたは「最強の体幹トレーニング」ができてしまう。
これこそ、忙しい現代人のための、究極の「ながら運動」です。

筋トレやウォーキングなど運動の前に

筋トレやウォーキング、ランニング。
あらゆる運動の「準備体操」として、ドローインを取り入れるのも、めちゃくちゃおすすめです。

運動前に、まず体幹のスイッチを入れてあげる。
こうすることで、運動中のフォームが安定し、パフォーマンスが向上します。
怪我の予防にも繋がる、最高のウォームアップです。

まとめ:デメリットを理解し、「常に」ではなく「正しく」お腹をへこまして効果を出そう

「常にお腹をへこます」
その、健気で、間違った努力は、今日で終わりにしましょう。
あなたの体は、そんな不自然なストレスを求めていません。

デメリットをしっかり理解し、力任せの緊張から、体を解放してあげてください。
そして、1日たった数回の「30秒の正しいドローイン」を、新しい習慣にする。

そうすれば、あなたの体は、不調から解放されるだけでなく、内側から、自然に、美しく引き締まっていきます。
本当の「美」は、我慢や無理からではなく、正しい知識と、心地よい習慣から生まれるんです。

マイナス15kg達成した方法

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